今日は「なぜ女は昇進を拒むのか」(早川書房)という書籍について。

奥付をみると2009年なんで新しい本。
最近は大学生でも女性比率のほうが多いようなので、今後ますます職場で活躍される女性比率が増えることでしょう。
ちなみにゴールドマン・サックスは1999年か2004頃に、人口が減少され内需が減ると思われている日本のマーケットであっても、働く日本の女性が増えるので、その関連の市場には期待できるとのレポートを出されています。
それを日本の「隠れたアセット(財産)」と称してます。例の「BRICS」と並んでネーミングもめちゃくちゃうまいですね>GS。
女性の消費傾向は、ヘルスケアや教育や子育てといったところが主で、また貯蓄率も高いようです。
無理に高い家電や車を買うという傾向も多くはないので、ひょっとすると昨今の国内の自動車販売の低迷には、単に若者が自動車を買わなくなったというだけではないのかもしれませんね。
詳しくはゴールドマンのレポートを参照ください。
話を戻すと、最近は女性の職場進出が当たり前になり、女性社長や女性上司に使える男性部下、年上部下なんてのも珍しくなくなりつつあります。
一方で女性はどのような上司像を演じればいいのかとか、男性部下とのコミュニケーションのあり方とか、あまり昇進に熱心ではない女性、女性VS女性の冷戦、などジェンダー的な悩みが話題に上がってくることも珍しくありません。
そのへんの問題意識が、本書の著者のモチベーションともクロスオーバーしてまして、「仕事で男女差なく同列であると考える事が正しいのかどうか」、という観点から、脳や心理学、統計など様々なアプローチを交えて男女の差についてせまっています。
女性がプログラマや工学系に少ないのはなぜ?とか昇進より家庭を選ぶ女性とか、アスペルガー症候群の男性がなぜ仕事で成功を収めたりするのか、などといった様々なテーマが取り上げられています。
本書をもって、男はこうあるべき、女性の仕事はこうあるべきと結論付ける必要はないと思いますが、比較的、男性は仕事のポストや収入、研究への没頭などにウェイトを起きやすいのに対し、女性のほうは対人的評価、グループワークなどにウェイトが置かれているのかもしれません。
なお、ワーカホリックな女性、あるいは社会起業家を目指されている方のために優れたビジネス書となっているのが、BODY SHOP創設者アニタロディックさんの「BUSINESS AS UNUSUAL」という本。
何度読み返しても、この本には勇気づけられますが、今まで読んだアントレプレナー向けビジネス書のなかでは一番参考になります(多分10回以上は読み返していると思います)。
というのも、単に女性企業家の時代というだけでなく、今後は収益を上げるだけの企業から、社会貢献の度合いもさらに測られる時代になるでしょうから。(ちなみにBODY SHOPは会社ぐるみで、貧困の撲滅やイギリスのアルゼンチン戦争(だっけ?)反対などのキャンペーンをはっていたようです。)
女性企業家、社会起業家の先駆けということもあって、こちらもあわせてオススメしておきます。

もちろんセカンドライフでも、ショップだけでなく、不動産オーナー、コンサルタントなど、女性比率はめちゃくちゃ高いです。
職場に女性がいないのでビジネスと女性の関係はよくわからん!と困ってる?という方は、SLへログインしてビジネスしてみましょう(笑)。

奥付をみると2009年なんで新しい本。
最近は大学生でも女性比率のほうが多いようなので、今後ますます職場で活躍される女性比率が増えることでしょう。
ちなみにゴールドマン・サックスは1999年か2004頃に、人口が減少され内需が減ると思われている日本のマーケットであっても、働く日本の女性が増えるので、その関連の市場には期待できるとのレポートを出されています。
それを日本の「隠れたアセット(財産)」と称してます。例の「BRICS」と並んでネーミングもめちゃくちゃうまいですね>GS。
女性の消費傾向は、ヘルスケアや教育や子育てといったところが主で、また貯蓄率も高いようです。
無理に高い家電や車を買うという傾向も多くはないので、ひょっとすると昨今の国内の自動車販売の低迷には、単に若者が自動車を買わなくなったというだけではないのかもしれませんね。
詳しくはゴールドマンのレポートを参照ください。
話を戻すと、最近は女性の職場進出が当たり前になり、女性社長や女性上司に使える男性部下、年上部下なんてのも珍しくなくなりつつあります。
一方で女性はどのような上司像を演じればいいのかとか、男性部下とのコミュニケーションのあり方とか、あまり昇進に熱心ではない女性、女性VS女性の冷戦、などジェンダー的な悩みが話題に上がってくることも珍しくありません。
そのへんの問題意識が、本書の著者のモチベーションともクロスオーバーしてまして、「仕事で男女差なく同列であると考える事が正しいのかどうか」、という観点から、脳や心理学、統計など様々なアプローチを交えて男女の差についてせまっています。
女性がプログラマや工学系に少ないのはなぜ?とか昇進より家庭を選ぶ女性とか、アスペルガー症候群の男性がなぜ仕事で成功を収めたりするのか、などといった様々なテーマが取り上げられています。
本書をもって、男はこうあるべき、女性の仕事はこうあるべきと結論付ける必要はないと思いますが、比較的、男性は仕事のポストや収入、研究への没頭などにウェイトを起きやすいのに対し、女性のほうは対人的評価、グループワークなどにウェイトが置かれているのかもしれません。
なお、ワーカホリックな女性、あるいは社会起業家を目指されている方のために優れたビジネス書となっているのが、BODY SHOP創設者アニタロディックさんの「BUSINESS AS UNUSUAL」という本。
何度読み返しても、この本には勇気づけられますが、今まで読んだアントレプレナー向けビジネス書のなかでは一番参考になります(多分10回以上は読み返していると思います)。
というのも、単に女性企業家の時代というだけでなく、今後は収益を上げるだけの企業から、社会貢献の度合いもさらに測られる時代になるでしょうから。(ちなみにBODY SHOPは会社ぐるみで、貧困の撲滅やイギリスのアルゼンチン戦争(だっけ?)反対などのキャンペーンをはっていたようです。)
女性企業家、社会起業家の先駆けということもあって、こちらもあわせてオススメしておきます。

もちろんセカンドライフでも、ショップだけでなく、不動産オーナー、コンサルタントなど、女性比率はめちゃくちゃ高いです。
職場に女性がいないのでビジネスと女性の関係はよくわからん!と困ってる?という方は、SLへログインしてビジネスしてみましょう(笑)。
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