「ウーマン・エコノミー―世界の消費は女性が支配する (単行本)」です。
著者はGS(ゴールドマン)。。。ではなくボストンコンサルティンググループの人。
●世界全体で働く女性は10億人を超える
●高等教育における女性の割合は、アメリカで57%、世界では47%
●世界の消費の64%は、女性が支配している
●女性の消費は、現在の2000兆円から、数年後には2800兆円に拡大する
....など、リードを読むと、女性消費を理解する必要性をひしひしと感じられます。
内容的には、前半は女性層をエリートなどいくつかグルーピングをした解説、女性消費としてますます重視されるであろうセクターとして美容・ファイナンス・医療などの紹介。また後半では世界的な調査結果をもとにしたトレンド説明、といった構成となっています。
「女性にとって時短が重要なキーワードのひとつ」などの指摘もあったりしますが、個人的には、もうちょい突っ込んだ内容を期待したかったところ。
逆に改めて「ウーマンエコノミー」あるいは「ウーマノコノミー」あるいは「ウーマノミクス」など、新しいキーワードについていち早くおさえておきたい...という人には、ピッタリな1冊になるでしょう。
ちなみに、最近i-modeメニューのランキングを見てたら、書店のセクターの1位が、他のオンライン書店を押さえて女性向け小説に特化したサイトだったり、また女性向けヘルスケアの情報サイトも増えてきてまして、ますます男性陣としては肩身が狭い世の中になってる気もしないでもないです^^。
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