Tuesday, March 17, 2009

Posted by Unknown |
KANADAさんおすすめの「クラウド化する世界」があったのでちょっと立ち読み。

今各自がサーバをもっているのがクラウドで一元化されていくであろう現在を、100年前の各自がエネルギー源を持つのが当たり前だったのが発電所から送電へと一元化されていった過去の風景になぞらえてあって、読み物としても非常に読ませる書き方になっています。

エネルギーのフィールドでの昨今の燃料電池への期待は、時代が一巡した結果、一元化から分散へとパラダイムの蒔き戻しはじまっている...と読み解くのも一興かもしれません。(そうなると100年後はやっぱクラウドなんかやめてみんなで自作サーバへ戻ったりするのでしょうか?もしくは各自が脳内にサーバ及びストレージチップを??)

もっとも読みたかったところはそういうところではなく、「インターネットの普及は異なる価値観の人を結びつける効果は少なく、かえって、同じ嗜好の人同士が結束したコミュニティをいくつも作り上げ世界を分散化させ、対立を深める恐れがある。」(同引用)というところでした。

たしかに同書指摘のような傾向は強くなるように思います。

なので、最近はアンチテーゼとして、自分の趣味嗜好とはいかに関係のない人とコネクトしていくかというのに挑戦中だったりしますが結局あんまりうまくいかないので(笑)、自分の趣味を増やしてその関連のフレンドを増やすというのが早道なのでしょう。


When Im in the CLOUD, I dont see anything...

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